2012年6月13日水曜日

日本の2012年第21週(05月21日ー05月27日)のインフルエンザ(風邪)の感染状況

日本の2012年第21週(05月21日ー05月27日)のインフルエンザ(風邪)の感染状況
2012年05月30日現在
2012年06月04日発表

インフルエンザ流行レベルマップ

https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/index.html

日本地図をクリック

https://nesid3g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

日本の2012年第21週(05月21日ー05月27日)のインフルエンザ(風邪)の感染状況

2012年05月30日現在, 2012年06月04日発表


2012年第21週の定点当たり報告数は0.46(患者報告数2,236)となり、第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(7.53)、熊本県(1.84)、青森県(1.73)、和歌山県(1.18)、鹿児島県(1.09)、鳥取県(1.00)の順となっている。35都道府県で前週の報告数よりも減少がみられた。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約2万人(95%信頼区間:2万人~3万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,658万人(95%信頼区間:1,616万人~1,700万人)となった。
全国の保健所地域で警報レベル、注意報レベルを超えているところは前週に引き続いて0箇所であった。
2012年第16~第20週の5週間では、インフルエンザウイルスはB型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html)を参照されたい。
今シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は、2011年第49週に1.00を上回り、2012年第5週に42.62と最高値となった後は減少が続き、第19週に1.00未満となり、その後も減少が続いている。1.00を上回っていた期間は22週間であった。
警報レベル、注意報レベルを超えている保健所地域が2週連続して0箇所であったことより、今シーズンのインフルエンザ流行レベルマップはこの第21週をもって終了の予定である。

インフルエンザウイルス分離・検出状況, 2011年第36週(09/05~09/11)-2012年第20週(05/14-05/20)

http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html

国立感染症研究所・感染症情報センターには地方衛生研究所(地研)から「病原体個票」が報告されている。これには感染症発生動向調査の定点およびその他の医療機関、保健所等で採取された検体から検出された病原体の情報が含まれる(参考図)。
図1.週別インフルエンザウイルス分離・検出報告数、2011年第36週~2012年第20週
図2.都道府県別インフルエンザウイルス分離・報告状況、2011年第36週~2012年第20週
図3.週別都道府県別インフルエンザウイルス分離・検出報告状況、2012年第16週~第20週
 2011/12シーズン最初の2011年第36週(速報参照:横浜市)からAH3亜型の検出が続き(速報参照:山口県佐賀県三重県兵庫県)、2012年第2週以降大きく増加し(速報参照:愛知県佐賀県)、第3週をピークに減少している。B型山形系統株は第39週(速報参照:堺市)に、B型ビクトリア系統株は第40週に(速報参照:茨城県)初めて検出され、第2週以降やや増加している(速報参照:兵庫県佐賀県)。AH1pdm09は第41~42週(速報参照:埼玉県)に初めて検出され、第51、52週、第1、3、6、7、8、11、14、15、17週に各1件報告されている(図1)。 2011年第36週~2012年第20週の累積では、AH1pdm09が9都道府県から13件、AH3亜型が全47都道府県から4,784件、B型はビクトリア系統株が39都道府県から971件、山形系統株が39都道府県から487件、系統不明株が32都道府県から294件報告されている(図2)。
2012年第16週(4/16-22)~第20週(5/14-20)(2012年5月24日現在報告数) 直近の2012年第16~20週の5週間では、AH1pdm09が埼玉県から1件、AH3亜型が14都県から17件、B型はビクトリア系統株が15道府県から56件、山形系統株が13道県から44件、系統不明株が11都府県から19件報告されている(図3)。

2007年/08年、2008年/09年、2009年/10年、2010年/11年、2011年/12年季節の4年間のインフルエンザA型H1、インフルエンザA型H3、インフルエンザB型の検出報告数の比較

https://nesid3g.mhlw.go.jp/Byogentai/Pdf/data4j.pdf

2010年第36週(08/30ー09/05)ー2011年第34週(08/22ー08/28)と2011年第35週(08/29ー09/04)ー2012年第22週(05/28-06/03)のインフルエンザA型H1とインフルエンザA型H3とインフルエンザB型の検出数
2012年06月12日作製


https://nesid3g.mhlw.go.jp/Byogentai/Pdf/data3j.pdf

2007年/08年、2008年/09年、2009年/10年、2010年/11年、2011年/12年季節の4年間のインフルエンザA型H1、インフルエンザA型H3、インフルエンザB型の検出報告数の比較

https://nesid3g.mhlw.go.jp/Byogentai/Pdf/data4j.pdf

IDWR 感染症週刊速報データ

http://www.nih.go.jp/niid/ja/data/1612-idwr-sokuho-data.html

2012年第22週(5月28日ー06月03日)インフルエンザ(風邪)感染状況;インフルエンザの全国約5'000カ所の見張り番医療機関の報告数と1箇所あたり(定点)の報告数, 都道府県別

http://www.nih.go.jp/niid/images/idwr/sokuho/201222/2012-22-teiten.pdf

インフルエンザの全国約5'000カ所の見張り番医療機関の報告数は、1529件で、1箇所あたり(定点)の報告数(指標)は、0'31,インフルエンザの発生率が多いのは、(1)沖縄県の396件で6'79、(2)熊本県の116件で1'45、(3)宮崎県の64件で1'08、(4)鹿児島県の80件で0'86、(5)島根県の24件で0'63、(6)青森県の34件で0'53、(7)鳥取県の15件で0'52、(8)長野県の41人で0'47、(9)愛知県の28人で0'46

2011年第35週(08/29ー09/04)から2012年第22週(05/28ー06/03)までの、インフルエンザ(風邪)の全国約個所の見張り番医療機関での累積(総計)報告数と1箇所あたり(定点)の累積(総計)報告数(指標)

http://www.nih.go.jp/niid/images/idwr/sokuho/201222/2012-22-teiten-ruiseki.pdf

インフルエンザの全国約5'000カ所の見張り番医療機関の累積(総計)報告数は、161万7563件で、1箇所あたり(定点)の報告数(指標)は、328',インフルエンザの発生率が多いのは、(1)福井県の15'738件で491'81、(2)福島県の36'095件で451'19、(3)岩手県の27'504件で436'57、(4)やまがた県の19'948件で424'43、(5)埼玉県の96'764件で394'96、(6)秋田県の20'816件で378'47、(7)千葉県の76'895件で371'47、(8)北海道の82'622人で365'58、(9)isikawa i県の17'269人で359'77



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