Australian Government
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Australian Influenza Surveillance report
No. 41, 2010, Reporting Period : 9 October - 15 October 2010
http://www.healthemergency.gov.au/internet/healthemergency/publishing.nsf/Content/ozflucurrent.htm
Influenza Surveillance report No. 41 for the week ending 9 to 15 October 2010 (PDF 312 KB)
http://www.healthemergency.gov.au/internet/healthemergency/publishing.nsf/Content/ozflu2010-oct-dec-pdf-cnt.htm/$File/ozflu-no41-2010.pdf
2010年11月03日水曜日 17:07 晴れ 最低気温;12ºC 最高気温;21ºC BARCELONA県から
オーストラリアの2010年第41週10月09日ー10月15日の新型インフルエンザ感染状況
オーストラリアの2010年第41週10月09日ー10月15日の期間の風邪(インフルエンザ)症状の感染状態は下降している。今週のインフルエンザの検出結果は、先週の検査結果より少なくなって来ており、インフルエンザ感染の検出の峠(2010年第39週09月25日ー10月01日)は越えたと判断できる。2010年第40週10月04日-10月10日では、風邪(インフルエンザ)症状による医師の診察率は、1000件に付き9件で、先週の1000件に付き17件より減少している。オーストラリアでは、2010年第41週10月09日ー10月15日の間に387件のインフルエンザヴィールスが検出されて、そのうち、264件が新型インフルエンザ(pandemic A(H1N1) 2009)だった。この期間に、見張り番監視体制の検査所の報告によると、643件の呼吸器症状の検査のうち、9%の61件がインフルエンザの陽性反応を示した。このうち、29件は新型インフルエンザで、5件はインフルエンザA(H3N2)で、27件はインフルエンザB型だった。これは、先週の17%より減少している。
2010年には、検査された1万4100件(14'100)の患者の試料のうち、1245件(1'245)がインフルエンザの陽性反応が出た。そのうち、66%は 新型インフルエンザ [pandemic A(H1N1) 2009] で、9%は、インフルエンザA(H3N2)で、23%は インフルエンザB型で、2%は インフルエンザA型未分類(未確認)だった。
最近では、オーストラリア西部では、インフルエンザB型の割合が多くなってきている。
2010年中の10月15日現在、1万0042件(10'042)のインフルエンザヴィールス(風邪感染患者)が確認されている。このうち、60%の6064件(6'064)は新型インフルエンザで、29%の2950件 (2'950)は インフルエンザA型未分類で、2%の202件は インフルエンザA(H3N2)で、0'1%の10件は インフルエンザA&B型で、6%の619件は インフルエンザB型で、2%の197件は 未分類だった。NationalNotifiable Disease Surveillance System(NNDSS)に報告されている。
オーストラリアでは、2009年05月から現在までに、総計で、4万3700件(43'700)の新型インフルエンザ感染患者が確認されている。[ この数字には インフルエンザA型未分類で 新型インフルエンザの疑いが濃厚な未確認A型が含まれていないので、たぶ ん9万0000件(90'000)くらいは疑似確定新型インフルエンザ感染患者がいるだろう。] このうち、3万7636件(37'636)は、2009年に報告されて、6064件(6'064)は 2010年に報告された。全部で213人の新型インフルエンザ感染確認死亡患者が報告されて、そのうち、2010年には、22人が新型インフルエンザで感染死亡した。新型インフルエンザの感染死亡率(致死率)は、1000人に付き1人なので、逆算すると、オーストラリアでは、最低 21万3000人(213'000)の新型インフルエンザ感染患者がいる推定になる。
見張り番病院検査体制の報告によると、前回の報告に比べると、風邪インフルエンザ感染入院患者は減少しており、今週は 風邪インフルエンザ感染入院患者は5人で、そのうち 3人は新型インフルエンザ感染入院患者だった。ANZICSの報告によると、この期間には風邪インフルエンザ感染による集中治療室の入院患者は減少しており、1人の集中治療室の入院患者がおり、APSUによると 15歳以下の子供たちの感染重症患者はいないと報告されている。
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